応募者への返信メール、どんな風に書けば頑張ったことはありませんか?
丁寧すぎても堅苦しくなってしまうし、かといってカジュアルすぎるのも心配…。
本記事では、応募者対応のコツや返信メールの具体的な例文をご紹介します。
基本的なマナーから、よくあるトラブル対応まで、実務で使える情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
応募者対応を行うための事前準備
応募者対応は採用活動の要となる大切な業務です。
でも、準備せずに対応を始めてしまうと、途中で困ってしまうことがたくさん出てきます。
そんな事態を防ぐため、採用担当者がまず行うべき準備をまとめました。
事前にしっかり準備をすることで、応募者への対応がスムーズになり、採用担当者の負担も減らすことができます。
担当者の役割決め
「誰が何をするの?」が曖昧なまま採用活動を始めると、混乱のもとになります。
最初に担当者の役割をはっきりさせておくことで、応募者への対応がスムーズになります。
例えば、「応募書類が届いたときの確認メールは田中さん」「書類選考の結果連絡は佐藤さん」というように、具体的に決めておきましょう。
また、担当者が休みの時に誰が代わりに対応するのかも決めておくと安心です。
面接の日程調整も、「この部署の面接は山田さんに連絡」と決めておけば、スムーズに進められます。
アナウンスする内容をマニュアル化する
応募者への連絡は、担当者によって言い方が違うと印象が良くありません。
そこで、よく使う連絡文章を事前に用意しておきましょう。
例えば、「書類選考を通過したときの連絡」「面接の日程を調整するときの文章」「結果をお伝えするときの文章」など、場面ごとに文章をまとめておくと便利です。
また、応募者からよく聞かれる質問への答え方も決めておくと、誰が対応しても同じように答えられます。
対応フローを共有する
応募者対応の手順を「見える化」しておくと、関係者全員が同じ認識で動けるようになります。
応募書類が届いてから内定を出すまでの流れを、簡単な図や表にまとめてみましょう。
例えば、「応募書類が届いたら3日以内に確認メールを送る」「面接から結果連絡までは1週間以内」といった具合です。
まとめた内容は、社内で共有できるツールに保存して、いつでも誰でも確認できるようにしておきましょう。
このように準備を整えることで、応募者への対応がスムーズになり、採用担当者も安心して業務に取り組めます。
一度にすべてを完璧にする必要はありません。
できるところから少しずつ整えていきましょう。
応募者対応メールが企業のイメージに直結するポイント
採用活動での応募者対応メールは、会社の第一印象を左右する大切なものです。
応募者は、メールのやり取りを通じて「この会社で働きたい」「この会社は信頼できる」と感じるかもしれませんし、逆に「この会社は違うかも」と考えるかもしれません。
メールでの対応一つで、応募者の気持ちが大きく変わることを意識して、丁寧な対応を心がけましょう。
連絡のスピードが特に重要
応募者はメールを送った後、会社からの返信を心待ちにしています。
素早い返信は「私のことを大切に考えてくれている」という印象を与えます。
特に応募受付の確認メールは、遅くとも翌営業日中には送るようにしましょう。
面接の日程調整や結果連絡も、できるだけ早く行うことをお勧めします。
返信が遅くなる場合は、「○日頃までにご連絡します」など、具体的な期限を伝えることで、応募者の不安を和らげることができます。
メールの文面からも人柄が分かる
メールの書き方は、企業の文化や雰囲気を表す重要な要素です。
丁寧すぎる言葉遣いは堅苦しい印象を与えますし、かといってカジュアルすぎると誠意が感じられません。
応募者の立場に立って、読みやすく親しみやすい文面を心がけましょう。
優れた人材を引きつける力となる
適切なメール対応は、優秀な人材を惹きつけるアピールポイントになります。
応募者は「この会社は従業員を大切にしてくれそう」「風通しの良い職場かもしれない」といった期待を、メールのやり取りから感じ取ります。
テンプレートを活用してメールの質を保つ
日々の応募者対応をスムーズに行うため、メールのテンプレートを用意しておくと便利です。
ただし、テンプレートを使う場合でも、応募者一人一人に合わせた調整が必要です。
例えば、応募者の名前を間違えないよう確認したり、面接での印象に触れたりすることで、より丁寧な対応が可能になります。
また、定期的にテンプレートの内容を見直し、より良い表現がないか検討することも大切です。
このように、メールでの応募者対応は採用活動の成否を左右する重要な要素です。
応募者対応メールのポイント7つ
応募者とメールのやり取りをするとき、気をつけたいポイントをまとめました。
ちょっとした工夫で、応募者への印象が大きく変わります。これから紹介する7つのポイントを意識して、より良いメール対応を目指しましょう。
タイトルで内容が分かるようにする
応募者が受信トレイを見たときに、メールの内容がすぐ分かるタイトルをつけましょう。
例えば「書類選考結果のご連絡」「面接日程調整のお願い」など、具体的な内容を示すタイトルにします。
「株式会社〇〇からのお知らせ」のような漠然としたタイトルは避けましょう。
基本的な設計を意識して簡潔に記載する
メールは読みやすさが重要です。長すぎるメールは読み手の負担になってしまいます。
メールの構成は、「挨拶」「用件」「具体的な内容」「締めの言葉」という順序で書くと分かりやすくなります。
メールに対応できる時間を記載する
応募者からの返信や質問への対応時間をメールに明記しましょう。
例えば「お問い合わせは平日9:00~18:00の間に対応させていただきます」といった具合です。
これにより、応募者は返信を待つ目安が分かり、安心してやり取りができます。
連休や長期休暇前には、休業期間中の対応について事前に伝えておくと良いでしょう。
書類選考、面接通過連絡は迅速に行う
選考結果の連絡は、できるだけ早く行いましょう。
特に通過の連絡は、応募者のモチベーションを保つためにも重要です。
万が一、連絡が遅れそうな場合は、その旨を事前に伝えることが大切です。
営業時間内にメールを送る
メールは基本的に営業時間内に送信しましょう。深夜や早朝のメール送信は避けます。
応募者に「急いで返信しなければ」というプレッシャーを与えないためです。
また、送信前に内容を見直す余裕も持てます。
企業のイメージを意識したコミュニケーションを取る
メールの文面は企業のイメージに直結します。
フレンドリーすぎず、かといって堅すぎない、適度な距離感を保ちましょう。
例えば、「お忙しい中ご応募いただき、ありがとうございます」という感謝の言葉から始めるなど、温かみのある表現を心がけます。
差出人の対応者名を記載する
メールの最後には、必ず担当者の名前を記載しましょう。
「採用担当」という表記だけでなく、「株式会社〇〇 人事部 採用担当 山田太郎」のように具体的に書くことで、応募者に安心感を与えられます。
複数の担当者がいる場合は、主担当者を明確にすることで、応募者も問い合わせがしやすくなります。
応募者へのメッセージ例文を紹介!
メール作成に悩む採用担当者の方のために、場面別の例文をご紹介します。
これらの例文を参考にしながら、自社の雰囲気に合わせてアレンジしてください。
ご応募ありがとうございますの挨拶をする場合
件名:ご応募ありがとうございます/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
この度は株式会社〇〇の採用選考にご応募いただき、ありがとうございます。
書類選考の結果は、1週間以内にご連絡させていただきます。
なお、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
私たちと一緒に働く仲間になれることを楽しみにしています。
株式会社〇〇
採用担当:山田
メール:●●@××.co.jp
電話:03-xxxx-xxxx
履歴書や職務経歴書の送付依頼する場合
件名:履歴書・職務経歴書のご提出のお願い/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
この度は株式会社〇〇にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
選考を進めさせていただくにあたり、下記書類のご提出をお願いいたします。
【ご提出いただきたい書類】
・履歴書(写真貼付)
・職務経歴書
※PDFまたはWordファイルでお送りください
※ファイル名は「書類名_お名前」としてください
ご提出期限:〇月〇日(〇)まで
オンライン面接の案内文面の場合
件名:オンライン面接のご案内/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
書類選考にご応募いただき、ありがとうございます。
つきましては、オンライン面接をお願いしたく、下記日程をご提案させていただきます。
【面接候補日】
・〇月〇日(〇)10:00~
・〇月〇日(〇)14:00~
・〇月〇日(〇)16:00~
ご都合の良い日時を3つほどお知らせください。
面接時間は約45分を予定しています。
オンライン面接設定後の実施方法の案内の場合
件名:オンライン面接実施方法のご案内/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
面接日程のご調整、ありがとうございます。
下記の通り、オンライン面接の詳細をご案内いたします。
【面接日時】
〇月〇日(〇)10:00~
【使用ツール】
Zoom
【ミーティングID】
123 456 789
【パスワード】
123456
※当日は開始5分前までにログインをお願いいたします
※通信環境の確認を事前に行っていただけますと幸いです
来社での面接を行う場合
件名:面接のご案内/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
書類選考を通過されましたことをお知らせいたします。
つきましては、下記の通り面接を実施させていただきたく存じます。
【日時】
〇月〇日(〇)15:00~
【場所】
株式会社〇〇 本社
東京都〇〇区〇〇1-1-1 〇〇ビル3階
【アクセス】
〇〇線「〇〇駅」〇〇出口より徒歩5分
※受付で「面接に来ました」とお伝えください
※当日は開始10分前までにお越しください
スケジュールのリマインドする場合
件名:明日の面接についてのご案内/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
明日の面接についてご案内させていただきます。
【日時】
〇月〇日(〇)10:00~
【ご準備いただくもの】
・筆記用具
・印鑑(認印可)
お時間に余裕をもってお越しください。
お待ちしております。
採用通知の場合
件名:採用内定のご案内/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
この度は弊社の採用選考にご参加いただき、ありがとうございました。
厳正な選考の結果、〇〇様の採用を内定とさせていただきます。
つきましては、来週以降で入社条件等の詳細についてご説明させていただきたく存じます。
下記日程の中からご都合の良い日時をお知らせください。
【候補日】
・〇月〇日(〇)14:00~
・〇月〇日(〇)15:00~
・〇月〇日(〇)16:00~
辞退の申し出に対する返信メールの場合
件名:Re: 選考辞退について
〇〇様
このたびは選考辞退のご連絡をいただき、ありがとうございます。
〇〇様のご決断を尊重させていただきます。
選考にお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
今後のご活躍を心よりお祈りしております。
選考不合格の通知メールの場合
件名:選考結果のご連絡/株式会社〇〇採用担当
〇〇様
この度は弊社の採用選考にご参加いただき、誠にありがとうございました。
慎重に検討させていただきました結果、誠に残念ながら今回は採用を見送らせていただくことになりました。
〇〇様の今後のご活躍を心よりお祈りしております。
貴重なお時間を割いていただき、重ねて御礼申し上げます。
これらの例文は基本的な形です。
自社の企業文化や、応募者との関係性に応じて、文面や言葉遣いを調整してください。
英文対応方法
外国籍の応募者とのメールのやり取りでは、分かりやすい英語を心がけましょう。
日本語を直訳するのではなく、シンプルで明確な表現を使うことがポイントです。
以下に場面別の例文をご紹介します。
Application Receipt(応募受付)
Subject: Thank you for your application – [Company Name]
Dear [Name],
Thank you for your interest in [Company Name] and for submitting your application for the [Position] role.
We will review your application carefully and get back to you within one week regarding the next steps.
If you have any questions, please feel free to contact us.
Best regards,
[Your Name]
Recruitment Team
[Company Name]
Interview Invitation(面接案内)
Subject: Interview Invitation – [Company Name]
Dear [Name],
Thank you for applying to [Company Name].
We would like to invite you for an interview. Please let us know which time slot works best for you:
Available slots:
– [Date] at [Time] (JST)
– [Date] at [Time] (JST)
– [Date] at [Time] (JST)
The interview will take approximately 45 minutes.
Looking forward to hearing from you.
Best regards,
[Your Name]
Online Interview Details(オンライン面接詳細)
Subject: Online Interview Details – [Company Name]
Dear [Name],
Thank you for confirming your interview time. Here are the details for our online meeting:
Date: [Date]
Time: [Time] (JST)
Platform: Zoom
Meeting ID: [ID]
Password: [Password]
Please:
– Join the meeting 5 minutes before the scheduled time
– Test your audio/video equipment beforehand
– Ensure you have a stable internet connection
If you have any technical issues, please contact us at [Email/Phone].
Best regards,
[Your Name]
Offer Letter(内定通知)
Subject: Job Offer – [Company Name]
Dear [Name],
We are pleased to inform you that we would like to offer you the position of [Job Title] at [Company Name].
We would like to schedule a meeting to discuss the details of our offer, including:
– Salary and benefits
– Start date
– Other employment conditions
Please let us know when you are available to discuss these details:
– [Date/Time options]
We look forward to welcoming you to our team.
Best regards,
[Your Name]
HR Department
[Company Name]
Rejection Letter(不合格通知)
Subject: Application Status Update – [Company Name]
Dear [Name],
Thank you for your interest in [Company Name] and for taking the time to interview with us.
After careful consideration, we regret to inform you that we have decided to move forward with other candidates whose qualifications more closely match our current needs.
We appreciate your interest in our company and wish you success in your job search.
Best regards,
[Your Name]
Recruitment Team
[Company Name]
英文メール作成時の注意点
- 時間は必ずJST(日本時間)と明記する
- 日付は Month/Date/Year の形式で記載(例:January 15, 2024)
- 文化の違いを考慮し、過度に謝罪的な表現は避ける
- 重要な情報は箇条書きにして見やすくする
- 専門用語や複雑な表現は避け、シンプルな英語を使用する
- 返信期限がある場合は明確に記載する
応募者にメールを送信する前のチェックポイント
メール送信前の確認は、採用担当者の重要な業務です。
一つひとつ丁寧にチェックすることで、信頼性の高いコミュニケーションが実現できます。
以下の4つの観点から、送信前の確認を行いましょう。
誤字脱字の有無
応募者とのメールのやり取りでは、誤字脱字がないかの確認が最も基本的で重要なポイントです。
応募者の氏名が正しく表記されているか、特に漢字の変換ミスがないかを入念にチェックしましょう。
また、面接日時や場所の情報も、数字の打ち間違いがないよう慎重に確認が必要です。
文章全体を見直し、句読点の位置や全角・半角の使い分けにも気を配ります。
言い回しは適切か
メールの言い回しは、企業の印象を大きく左右します。
敬語の使用が適切か、失礼な表現が含まれていないかを確認しましょう。
専門用語や社内でよく使う略語は、応募者には伝わりにくい可能性があります。
誰が読んでも分かりやすい表現を心がけ、一文の長さも読みやすいものになるよう調整します。
文章全体の流れは良いか
メールの構成は、情報を正しく伝えるために重要な要素です。
伝えたい内容が論理的な順序で並んでいるか、重要な情報が適切な位置に配置されているかを確認します。
段落分けを工夫し、読みやすい文章の構成を意識しましょう。
特に複数の内容を含むメールでは、情報の優先順位を明確にし、結論や依頼事項がはっきりと伝わる文章構成を心がけます。
内容の正確さ
事実関係の確認は最も重要な要素の一つです。選考フローの内容に誤りがないか、面接の日時や場所の情報は最新のものかを必ず確認します。
添付ファイルの漏れがないか、メールのCCに必要な関係者が含まれているか、応募者が必要とする連絡先情報がすべて記載されているかもチェックしましょう。
内容に不安がある場合は、同僚や上司に確認を依頼することで、より確実な情報発信が可能になります。
このように、送信前の確認を丁寧に行うことで、応募者との円滑なコミュニケーションが実現できます。
一度作成したメールでも、時間を置いて読み返すことで新たな気づきが得られることもあります。
求人応募者への電話対応フロー
採用活動における電話対応は、メール以上に応募者との距離が近くなります。
温かみのある対応を心がけながら、必要な情報を漏れなく伝えましょう。
書類選考通過の場合
- 「お電話ありがとうございます。株式会社〇〇の採用担当の山田と申します。先日ご応募いただきました件について、ご連絡させていただきました」と自己紹介から始めます。
- 応募者の体調や都合を確認し、話を進めましょう。
- その後、「書類選考を通過されましたので、ぜひ面接にお越しいただきたいと思います」と本題に入ります。
- 面接の候補日を提示し、応募者の予定を確認します。
- 日程が決まったら、場所や持ち物、服装などの詳細を案内します。
- 最後に「当日はこちらから改めてメールで詳細をお送りいたしますので、ご確認をお願いいたします」と伝え、応募者の質問にも丁寧に答えましょう。
面接結果通知(合格)の場合
- 「先日は面接にお越しいただき、ありがとうございました」と感謝の言葉からスタートします。
- 応募者が話せる状況かを確認してから、「面接の結果、〇〇様に是非弊社で働いていただきたいと考えております」と前向きな口調で伝えます。
- 続いて、給与や勤務条件など、具体的な内定条件の説明に入ります。
- 応募者の反応を見ながら、質問があれば丁寧に回答します。
- 「詳しい条件や入社までの流れについて、改めて面談でご説明させていただきたいのですが、ご都合はいかがでしょうか」と次のステップを提案します。
面接結果通知(不合格)の場合
- 不合格の連絡は、応募者の心情に配慮しながら行う必要があります。
- 「お時間よろしいでしょうか」と確認してから、「面接の結果について、ご連絡させていただきました」と切り出します。
- 「慎重に検討させていただいた結果、今回は採用を見送らせていただくことになりました」と明確に伝えます。
- 理由を尋ねられた場合は、応募者を傷つけないよう配慮しながら、建設的なフィードバックを心がけます。
- 最後に「貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。
- 今後のご活躍をお祈りしております」と誠意を込めて締めくくります。
各ケースにおいて、以下の点に気をつけましょう。
- 声のトーンや話すスピードに配慮する
- 応募者の反応を聞きながら、適切な間を取る
- 伝え忘れがないよう、要点をメモしておく
- 質問には誠実に答え、分からないことは後ほど確認して連絡することを伝える
- 通話終了後、必要に応じてメールでも内容を送付する
このように、電話対応は応募者との重要なコミュニケーション機会です。
相手の立場に立って、丁寧な対応を心がけましょう。
応募者対応に関するよくある質問
応募者対応はどのくらいのスピードが理想ですか?
応募受付の連絡は24時間以内、遅くとも翌営業日中の返信が理想です。
書類選考結果は1週間以内、面接結果は3営業日以内に通知しましょう。
応募者は企業からの連絡を心待ちにしているため、迅速な対応が好印象につながります。
応募者との関係の書き方は?
応募者には「様」を使用するのが一般的です。
メール、封筒、案内状など、すべての場面で統一し、内定後も入社まではこの形式を保ちます。
「殿」は硬すぎる印象、「さん」はカジュアルすぎる印象を与えるため、避けましょう。
応募先へのメッセージ欄に何を書くべきですか?
志望動機と自己PRを簡潔にまとめましょう。
企業を志望した理由、自分の強みや活かせる経験、入社後の貢献イメージを3~4文程度で表現します。
募集と応募の違いは何ですか?
「募集」は企業側が人材を募る行為、「応募」は求職者が企業に働きかける行為です。
「当社では営業職を募集しています」は企業側の表現、「営業職に応募いたします」は求職者の表現として使い分けます。
宛名に「御中」と「係」はどのように書きますか?
「御中」は組織全体宛て(株式会社〇〇 御中)、「係」は特定の担当部署宛て(株式会社〇〇 採用係)に使用します。
両者の併用は避け、個人名には「御中」は使いません。
まとめ
応募者対応は企業の印象を左右する大切な採用活動です。
メール対応では24時間以内の返信を心がけ、誤字脱字のないメールを送信しましょう。
テンプレートを活用しながらも、応募者一人一人に合わせた対応を行うことがポイントです。
電話対応では、温かみのある話し方を意識し、必要な情報を分かりやすく伝えましょう。
基本的なビジネスマナーを押さえつつ、自社の企業文化に合った対応を心がけることで、より良い採用活動が実現できます。
応募者との良好なコミュニケーションは、採用後の関係づくりにもつながります。
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